子どものとびきりの笑顔をつくる仕事
契約社員20代 インタビュー Oさん

妹の撮影で知ったアリスが進路を決定しました
スタジオアリスとの出会いは、年の離れた妹の七五三撮影に付き添いできた時です。たくさんの中からかわいい衣装を選んで、素敵なヘアセットをして、とびっきりの笑顔を引き出し、写真を撮るというスタジオアリスの仕事の一連の流れは、子ども好きな私の目にすごく魅力的に映りました。楽しそう!この仕事やってみたい!と思ったんです。 子どもに関する仕事をしようと、学校を卒業後の進路には、幼稚園や保育園も考えましたが、毎日違う子どもに会える点で写真スタジオに引かれていました。求職先を絞って就活し、なかでも最大手のスタジオアリスの求人に応募して、採用されたんです。 着付け、ヘアセット、受け付け、撮影アシスタントなどひと通りの仕事をおぼえ、入社2年目からカメラのことを教わり始めました。4年目の今は仕事の中心が撮影になっています。平日だと1日に数件、土・日曜だと十数件もふつうに撮影スケジュールが入っているので、最初はちょっと驚いてしまって。今は、余裕というわけにはいきませんが、なんとかこなせるようになりました。
撮影時間は30分から4時間までまちまち
これまで大ぜいの子どもを撮影してきて、大切だと思うのは、まず私に慣れてもらうことです。子どもは、性格、好きなものなど全員が違うので、おもちゃが好きなのか、お話しが好きなのか、短時間でそれを見極めるのがポイントになります。子どもの年齢によっても対応は変わってきます。赤ちゃんは機嫌が直れば大体OKですが、3歳になればもう会話ができるので、好きな食べ物、テレビの話などをすると段々と打ち解けてくれます。さらに大きい子なら“キメ顔”や得意なポーズを見せる、カメラ慣れしている子も増えてきます。 そんななかで以前、撮影に4時間かかった子がいました。すごく人見知りで、お母さんから離れずにずっと泣いていて、何をやっても泣き止んでくれなかったんです。お人形を使ってカメラの後ろから名前を呼んでみたら、ようやく興味をもってくれて。最後はニコニコ笑顔のとてもいい写真が撮れました。機嫌の良い2歳児なら全部合わせて30分でできるのが、8倍の時間がかかりましたが、終わった時はうれしかったですね。 スタジオアリスの仕事のだいご味は、子どもの成長を見られること。マタニティで撮影して、その子が生まれてからはお宮参りに始まり、1歳のお誕生日、そして七五三と大きくなっていく姿を見るのは感慨深いものがあります。
どんなカメラもシチュエーションも撮れる人に
私のいるスタジオアリスHALULUは、子どもだけでなく、成人式やブライダルなど大人の撮影もしている新しい業態です。通常のアリスの店舗にはない、手持ちのカメラも用意されています。大人の撮影は子どもとは大きく違います。空間や雰囲気が大切になるので、撮る表情も笑顔だけではないんです。目線を外したり、笑顔にしたり、色々な表情を引き出すために、普段から先輩のテクニックを観察したり、トレンドなどをチェックします。時には「こんな風に撮ってほしい」と写真などをお持ちになるお客様もいます。だからこの店舗で、撮影の色んな技術をもっと学んで、どこのスタジオでもどんなカメラでも、どんな被写体でも撮れるようにしておきたいですね。 スタジオアリスで働くのに知識は要りません!子どもが好きで、笑顔でいられる人ならきっと楽しく働けます。仕事の技術は後からついてきますから、まずはチャレンジしませんか。