3カ月のつもりが今年で勤続10年に

契約社員40代 Uさん

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入ってみるとすごく楽しい職場でした

外資系の会社でエンジニアをしていましたが、結婚して出産し、2年ほど主婦をしていました。長男が2歳になる頃、何か仕事をしようと探したんです。エンジニアも考えましたが、夜が遅いことも多く、子育てしながら働くのは難しいだろうと…。週3日程度、1日4~5時間、土日祝勤務というスタジオアリスの求人は、そんな私にぴったりでした。最初は3カ月の短期のつもりでした。そのくらいの期間なら実家に子どもを預けられると考えたんですよね。

経験のない職種だったものの、入ってみるとスタジオアリスはすごく楽しい職場でした。 お子さまはもちろんですが、撮影を見ている親御さまや写真をご覧になる祖父母さままで、スタジオアリスにいらっしゃるとすごく“いい顔”になる。それを見るとこちらも楽しい気持ちになるんですよ。「よかったら長期で働かないか」と言われて契約社員になり、気がつくと10年になりました。

今、仕事の比重が大きいのは撮影です。まったく未経験の状態から入って、技術を学んだのは長期スタッフになってから。それだけでなく、着付けもヘアセットも初めてでした。短期アルバイトの時は、まさか自分が撮影することになるとは思っていませんでしたね。

写真を見るお客様の反応が一番のやりがい

ふたり目の子どもが生まれたのは、スタジオアリスに入社してからです。仕事に復帰した時は、撮影の合間に授乳をさせてもらったりして、家族はもちろんですが、スタッフにはすごく助けられましたね。復帰後は時間を少し短くしてもらい、仕事を再スタートしました。

本音を言えば、お出迎えから撮影、写真選び、お見送りまで、ひと組のお客様を一貫して担当したいです。それは自分の撮った写真を、お客様が目にした時の反応が見たいから。 「さっきまであんなに泣いていた子どもが笑顔になってる、さすがアリスのお姉さん!」なんて言われることがあると、やっぱり自分にとって励みになるんですよ。自分がその笑顔を引き出せたと思うと自信になる、 一番のやりがいだと思います。

お子さまの笑顔を引き出すためにも私自身が笑顔を絶やさないようにしています。 それから接客でもう一つ心がけているのは、お客様となるべく会話することです。お客様がどんな想いでお店にいらしたか、どういう写真を希望しているかなど、話してみないとわからない。会話を広げられるように、常にアンテナを張っています。

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私が撮ったお子さまが将来スタジオアリスのスタッフに

10年目の今は新人の教育もしますし、社員が不在の際、店を任されることもあり、行動の責任が大きくなりました。

スタッフは約6人と多くないので雰囲気づくりも意識します。忙しいシーズンなど、私までがピリピリしていては雰囲気が悪くなっていけない、と気をつけています。でも気さくなスタッフが揃っているせいか、普段からみんな仲がいいですよ。

スタジオが好きなので、これからも撮影はしたいんですが、後輩の成長を妨げないようほどほどにしようかと…。体力が続かなくなってきた自覚もあるので(笑)。

目標にしているのは、私が写真を撮ったことで、お子さまに“アリスのお姉さん”という存在を認識してもらうこと。そして“楽しそうな仕事場”と感じてくれて、そのお子さまが将来スタジオアリスに働きに来てくれることです。

実は先日、七五三の撮影で3姉妹のお客様が来店して、一番上の14歳のお嬢さんは、私が撮影を始めて1年半ほどの頃、3歳の七五三を担当したんです。当時のことや私のことを彼女もしっかり覚えていてくれて、話が盛り上がり、「将来アリスに働きに来るから、お姉さん、それまで居てね!」と言ってくれたんですよ。感動しました。それが実現したら本当にうれしいですね。

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